近年、製品やサービスがもつ、洗練された印象や親しみやすさなどといった感性価値が購買に際して重要な要素であることが認識されています。
感性評価は、消費者の、あいまいで複雑な感性を定量的・定性的に分析し、製品やサービスの設計に活かすためのデータを得るための手法です。
適用できる分野、問題状況
商品デザイン評価:
商品のコンセプトが効果的に伝わるデザインになっているか。
パッケージ評価:
現状のパッケージのレイアウトや色彩設計は、商品の魅力を効果的に伝えているか。
ユーザインターフェイス評価:
ユーザはUIのどのような要素に使いやすさを感じているか。
空間評価:
住空間や公共施設など、それぞれの空間からユーザが受け取っている感性は設計意図にマッチしているか。
適用フローの一例
空間評価
① ユーザに実際に評価対象の施設を利用してもらい、観察や画像計測によるデータや施設の印象に関するユーザの主観評価をSD法アンケートやインタビューから収集します。
② ユーザの特性によってそれぞれのユーザを分類し、その分類ごとに空間に対する印について整理し、施設の目的・意図と関わりのある感性を抽出します。
③ 感性が具体的にどのような施設の特徴やユーザの行動に起因していたのかを、観察や画像計測データ、インタビュー等により、取得したデータと照らし合わせることで明らかにします。
④ ③の結果から、施設の好ましさを向上させるための、ターゲットユーザごとの施策を整理し、全体的な改善案をご提案いたします。
事例資料(8例)のダウンロードURLをメールにてお送りいたします(無料)。